あなたも感じてる?この矛盾した気持ち
「平凡な日常が一番の幸せ」って言うけれど...正直、毎日同じルーティンだとちょっと退屈しませんか?
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- 朝起きて、仕事して、帰って寝る
- 安定した収入、健康な体、愛する家族
- でも心のどこかで「何か物足りない」
- SNSを見ては他人のキラキラした生活に憧れる

平凡な日常が最高の幸せ は、もちろん正論
でも、平凡過ぎると少しの刺激が欲しくなる

この矛盾、実はあなただけじゃありません。
平凡な日常、当たり前の日常こそが「ホントの幸せの基盤」だというのは、よく耳にもするし、多くの人が人生を重ねる中で気づく真理だとは思います。
健康で、大切な人がそばにいて、安心して眠れる場所がある——そんな「当たり前」のことが、実はとても貴重で幸せなことですよね。
コロナ禍では特に、当たり前の日常が奪われたことで、誰もがそのありがたみを身に染みて感じたはず。
それは分かっちゃいるけども・・・。
でも同時に、人間って不思議なもので、その平穏に慣れてしまうと「何か物足りない」「もっと刺激的なことはないかな」と思ってしまうイキモノですよね😅 そしてこれも自然な感情。
5000年の歴史を持つヨガ哲学には、この現代人の悩みを解決するヒントが隠されています。
ヨガが教える「サントーシャ」という魔法の概念
ヨガには「心の平安を保つための8つの段階」があり、その中に「ニヤマ(すべきこと・すると良い行い)」というのがあります。その、こういう行動した方がいいよ~っていう指針の中の一つに「サントーシャ(Santosha)」という教えがあります。
このワード、サンスクリット語という古代インドの言葉なんですが、聞きなれない言葉って急に拒否反応とか出ちゃう人もいるかもですよね。簡単に言うと、日本では「足るを知る」で馴染みのある言葉と同様。
これは、現状に満足する心を育てよう、という意味。
今与えられているものに満足し、ありのままの自分を認め、感謝し、満たされた心を育むことで、過剰な欲望に惑わされず、困難や問題も乗り越える力を養う、という教え。

サントーシャの本当の意味
古典ヨガの最終目標(解脱や悟り)に到達するための実践法が記されたヨーガスートラという教典には、こう書かれています。
「サントーシャ 知足 によって、無上の喜びが得られる。」
足るを知ること の結果として、人は無上の喜びを得る。ただ、あるがままであること。もし何かが来るなら来るがままにさせる、来なければ来ないでそれでも良し。知足 とは好悪のないことである。
サントーシャとは、シンプルに言うと「今この瞬間の自分の状況に心から満足する」ことと言えましょう。
確かに、この言葉の意味も解るし納得もします。正論だけを主張するとしたら、「今あるモノや環境に満足したら、私たちは今すぐにでも幸せになれる」というワケです。
言葉を理解し、共感し、真理だと気づいても。実際のところ、私たちの心と体の現実の言動は矛盾だらけで、次の瞬間、もう何かを求めて外界に意識が向いてたりする、困ったイキモノなんです。
それもそのはず、私たちの脳には、「もっともっと」となるような仕組みがあるのです。

この脳や心の仕組みについてはこちらの記事で詳しく説明してます⬇️
⬆️悩める大人の私たちは、脳の仕組みと心の仕組みを知っておく必要があります😌
でもやっぱり、ちょっとだけ“変化”も欲しいのが人間
私たちは、古代インドで暮らしているワケでもないし、何も持たずに暮らしているワケでもないですね。世間と関わらず、誰とも一切の競争や比較をされずに生きているワケではなく。
望むと望まざるとにかかわらず、競争や比較されること・比較してしまうことが当然の、変化の激しい現代で暮らしているので、あなたのその日常で役に立つ、もう少し積極的な解釈も必要になってきます。
本来のサントーシャの意味(現状への満足と執着からの解放) は、確かに私たちの現代の日常、仕事や人間関係のストレスの多い世の中でも、とても役に立つ心のありかた。
でも、これって「我慢しなさい」ではないんです。サントーシャの本質は
「いまの自分の内側にある豊かさに気づくこと」。
つまり、ただ平凡に耐えるのではなく、平凡の中にある“静かな喜び”を感じ取れる心の余白を持つ、ということ。
今のままでいい、そのまま何も変わらなくていい、というのともちょっと違う。今のままで満足して、何にも成長しなくていい、「向上心を捨てる」必要はないんですよね。
感謝、執着からの解放にプラスして、余白にいつ何かが訪れても良いように、いつでも受け入れる心構え『前向きな行動の継続』が大切になってきます。
- ✓ 今ある環境や持ち物に感謝する
- ✓ 「もっと、もっと」という執着から解放される
- ✓ その上で、自然な成長や変化は受け入れる

つまり、「足りないものを追い求める苦しさ」から自由になりながら、同時に「今をベースにした前向きな行動」は続けることで、実は私たちは生きやすくなるんですね。
「今の自分の状況に満足する。満足しつつ、でも向上心も持ち続ける」という、ちょっと不思議なバランス感覚。これが、私たちに前向きなモチベーションを与え、生きる原動力になるのです。
例えば:
- 今の給料に文句を言わずに感謝する + でもスキルアップは続ける
- 今の体型を受け入れる + でも健康のために運動する
- 平凡な日常を愛する + でも新しいことにもチャレンジする

関連記事はこちら⬇️
「足るを知る」、「サントーシャ」を実行しつつ、もう一歩進んで「満足しながらも成長する」という積極的な生き方は、現代の私たちにとても合っているのではないかと思います。
今あるものに感謝しながら、同時に成長を求めるという一見矛盾した状態のようにも見えますね。矛盾だらけの私たちに、まさにぴったりのワード、必要な言葉じゃないでしょうか😊
「安定」と「刺激」を両立させる実践法
ヨガの世界では「バランス」がとても大事にされます。
たとえばポーズの練習もそう。がんばりすぎると怪我をするし、ゆるめすぎると成長しない。これって、私たちの日常も同じだと思いませんか?
「安定(平凡)」と「変化(刺激)」のバランス。それを整えることが、結局一番心地よい日常をつくるんです。
このバランスを与えてくれる、とってもシンプルでお勧めの行動が ”プチチャレンジ/冒険”
プチチャレンジは日常変化術
すぐにでもできる プチ冒険の例
- 通勤ルートを週1回変える
- 新しいレシピに月2回チャレンジ
- 行ったことのないお店に入ってみる
- ふだん行くスーパーをローテーションする
- 普段読まないジャンルの本を手に取る
- 図書館でヨガ哲学書を読む なんてのもおススメ
私自身、ごく最近、実際に体感した出来事は、いつもと違うスーパーに買い物に行った だけで、日常のお買い物が楽しく感じました😃
周辺にいくつもあるスーパー。ふだん行くところはだいたい決まっているけど、ほんのちょっと足を伸ばしたスーパーに行っただけで、違う品揃えやお惣菜の類に、なんか心がワクワクしたんですよね😆

たったこれだけのことでも、日常に刺激を与えることができます。
脳科学×ヨガ哲学が解明!「もっともっと脳」を上手にcontrolする方法
私たちの脳は「足りない」を探すようにできている
このサイト内でも、本記事でも何度か触れていますが、実は、人間の脳は生存のために「もっと良いものはないか?」「まだ足りない」と常に探し続けるように進化してきました。
これを心理学では「ヘドニック・トレッドミル(hedonic treadmill)」と呼びます。日本語では「快楽順応」または「快楽適応」と呼ばれています。

人は幸福な状態にすぐ慣れてしまい一時満たされても次の欲望が生じてしまうことを指しています。脳科学では、この現象を、脳内の報酬系やストレス反応の変化と関連付けて説明されます。
関連記事はこちら 欲望を脳科学とヨガ哲学でひも解く⬇️
欲しいものを手に入れたり、行きたい場所に旅行に行ったり、新しい仕事に就いたり、恋人ができたり一緒に住んだり。何かを達成して
”ちょう~幸せ~!!”
と感じたとしても、残念ながら私たちの脳や心の仕組みは、その幸せな感情・気持ちのままでは居させてくれないのです。
そんな「すごくシアワセ!」な時ですら、長続きしないのだから。平凡な日常に物足りなさを感じるのは、当然と言えば当然ですよね。しかもそれは、あなたのせいじゃない。脳の自然な働きなんです。
科学が証明:バランス型人生の驚くべき効果
最新の神経科学研究では、瞑想やヨガの実践が脳の「もっともっと回路」を静めることが分かっています。
「安定」と「適度な刺激」のバランスが取れた人は以下のような変化が見られたそうです:
- ストレスホルモン(コルチゾール)が30%減少
- 幸福ホルモン(セロトニン)が40%増加
- 創造性を司る脳領域の活動が50%向上
- 深い睡眠時間が平均45分延長

つまり、サントーシャの教えは現代科学でも「理にかなった生き方」として証明されているんですね。
今すぐ始められる「ヨガ的バランス生活」お助けアイテム
- ヨガマット - ヨガポーズ、ストレッチの必須アイテム
- 瞑想クッション - 快適な座り方で集中力アップ
- 瞑想アプリ - ガイド付きで誰でもすぐに始めやすい
ヨガマットが一枚あれば、誰でも、自宅でもヨガは可能。とってもシンプルで実行しやすいのがヨガのイイところ。
ただ、自分一人でヨガポーズの練習はムリって人も多いかも。アーサナ(ポーズ)は少しハードル高くて感じてしまう場合、呼吸法や瞑想にほんのちょっとトライしてみるだけでも、心が鎮まり、落ち着きを取り戻すことができます。
でも、問題なのは、実は正しい姿勢 快適な背骨ラインでじっと座ることができない人がとても多いんですよね。
自分で認識しているいないに関わらず、最適な姿勢で座り、その姿勢をたった数分でも保持するのが、現代人はとっても苦手だったりします。
そんな私たちのお助けグッズがこれ⬇️
瞑想クッション - 正しい座り方、快適な座り方をサポートしてくれる、実は多くの人にとって必須アイテム👇

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瞑想クッションと言ったり、座禅クッションといったり、あぐらクッションと呼ばれていたりします。これ、本気の本音で、家にあった方がいいアイテムです。
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平凡でも、特別でもなく、“わたしらしい”毎日を

正論に縛られすぎず、SNSのキラキラに飲まれすぎず。あなたの「ちょうどいい心地よさ」を見つける毎日を。
「平凡な幸せ」も「刺激的な人生」も、どちらも正解です。
大切なのは、ヨガ哲学の「サントーシャ」精神で:
- 今ある幸せに感謝しつつ
- 適度な刺激を取り入れ
- 自分らしいバランスを見つけること
まずは小さな一歩から。いつも歩く道が決まっていたら、ほんのちょっと違う道を歩いてみませんか。そして、いつもと違うその景色を観察したり堪能してみましょう。
夜はお風呂の中にスマホを持ち込むのを止めて、目を閉じてゆっくりしてみませんか。
寝る前のほんの数分だけ、ゆっくり呼吸を感じたり瞑想にトライしてみませんか。
あなたの人生に、きっと新しい風が吹き始めるはずです。安定があるからこそ、新しいことにチャレンジする余裕が生まれるとも言えるし。
大切なのは、平凡な幸せのありがたさを忘れずに。その土台の上で適度な刺激や新しい体験を取り入れていくバランスなのかもしれませんね。刺激を求めるあまり大切なものを失わないよう気をつけながら。
そんなバランス感覚を育てたい人には、まずは自宅で始められるヨガやマインドフルネスはとてもおすすめ😊

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